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原田マハの本 2

原田の本、4冊目と5冊目です。

でーれーガールズ
原田マハ、祥伝社、2011年9月

(Amazonの商品内容紹介)
 漫画家の小日向アユコ(本名・佐々岡鮎子)は30年ぶりに高校時代を過ごした岡山県にやってきた。母校の女子高で講演会をするためだ。 講演会前々日、この機会にと高校の同級生たちが同窓会を開いてくれた。そこでアユコは30年ぶりに親友の武美と再会する。武美は母校の教師になっていた。アユコを招いたのも武美だという。実は30年前、アユコと武美には忘れられない思い出があった。 1980年、岡山――。東京から引っ越してきたばかりの佐々岡鮎子はクラスに友達がいない。心の支えは、かっこよくてギターもうまい大学生の彼、ヒデホくんだった。ところが、二人を主人公に描いた恋愛マンガを、クラスの秋本武美に見られてしまう。美人で勝気な武美に、鮎子はいつもからかわれていたのだ。しかし、武美は物語の続きを読みたがって……。かけがえのない友だちに会いたくなる、感動の物語。

(ウィキペディア)
 作品の舞台となった岡山県岡山市は、著者である原田にとっては思春期を過ごした場所でもある。特に本作の主人公たちが通う学校は、原田の母校である山陽女子高等学校がモデルとされており、そのため2015年の映画版では同校が特別協力団体のひとつに名を連ね、それが強調された演出がとられている。



 岡山弁が主要言語の本は初めてでそれなりに興味深かったのですが、女性コミック調の話の展開は苦手です。話が突如、全く別の思い出話に切り替わるという手法は、他の作者(例えば、さだまさし)もよく使うが、私は嫌いです。結論はあまり面白くない本でした。同じ著者の作品でも、嫌いな本と好きな本が混在するというまあいつものパターンでした。

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キネマの神様
原田マハ、文藝春秋、2008年12月

内容(「BOOK」データベースより)
 39歳独身の歩は突然会社を辞めるが、折しも趣味は映画とギャンブルという父が倒れ、多額の借金が発覚した。ある日、父が雑誌「映友」に歩の文章を投稿したのをきっかけに歩は編集部に採用され、ひょんなことから父の映画ブログをスタートさせることに。“映画の神様”が壊れかけた家族を救う、奇跡の物語。



 この本は面白い。一気に読み切る。たぶん映画好きには今以上に映画が好きになる本でしょう。感動ものでした!
 
 原田作品をもう少し読んでみようと思います。


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